Column 実務者研修で広がる仕事の幅

ここでは、介護職のキャリアパスをみて、自分にどの資格が必要か考えてみましょう。

介護職員初任者研修
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実務者研修
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介護福祉士
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ケアマネージャー（介護支援専門員）

介護業界で働く人の多くがケアマネージャを最終目標に掲げています。 とにもかくにも、介護業界で長く働くのならまず「介護福祉士」を目標にあるのはいかがでしょうか。 そのためにも、やはり実務者研修は、必須資格ということがわかります。 また現場での実務経験を積んで、施設の管理者や介護スクールの講師になる道などにもそれ相応の介護資格がある方が就職にも有利となり強みになると思います。
※介護福祉士の受験資格は、「実務経験3年以上」「実務者研修の修了」が必須

①サービス提供責任者になれる
2019年4月より、訪問介護事業所で配置が必須の「サービス提供責任者」になるためには、実務者研修の修了か介護福祉士の資格が必要となりました。 初任者研修だけでは、サービス提供責任者になることが出来なのです。 すなわち、実務者研修を取得すれば仕事の幅が広がり、働ける環境やできることが増えます。 当然給与面でも期待できますね。

②痰たん吸引と経管栄養が学べる
これまで医師や看護師など、医療資格取得者にしかできなかった痰の吸引や経管栄養ですが、 実務者研修で医療的ケアを学び、修了後、「喀痰吸引等研修」を受講し修了することで痰の吸引・ 経管栄養などを行うことができます。

実務者研修のカリキュラムは、どの資格を持っているかでかなり差があります。 詳しくは、実務者研修のページをご覧ください。

実務者研修の次のステップである「介護福祉士」。 どのような仕事ができるようになるのでしょうか。

①施設の管理者を目指す
介護福祉士のキャリアアップの一つとして介護施設の管理者になることがあります。 施設の責任者として多岐にわたる業務に携わることになり大変ではありますが、リーダーシップ力やコミュニケーション能力も身につき、スキルの幅が広がります。 また、介護スクールでの講師として活躍できる場合もあります。

②サービス提供責任者を目指す
訪問介護事務所におけるリーダーの役割を担うのがサービス提供責任者です。 ホームヘルパーのスケジュール管理や指導、教育などを担う責任者となります。 訪問事業所においては、サービス提供責任者の配置が義務づけられており、就職にも有利と言えます。 介護事業所でサービス提供責任者になるためには、以下の条件を満たす必要があります。
・介護福祉士取得者であること
・介護職員初任者研修を修了し、3年以上実務経験を積んでいること
・実務者研修を修了していること

③ケアマネージャーを目指す
やはり最終目標にしている人が多いケアマネージャー。 ケアマネージャーになるために必要な条件は以下の通りです。
・特定の国家資格保持者
介護福祉士を含む国家資格（医師、看護士、薬剤師、社会福祉士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、栄養士など）を保有しており、5年以上、900日以上の実務経験があること
・相談援助業務の従事経験者
法令に基づいた施設や事業所において、5年以上、900日以上、施設必置相談援助業務や法定相談援助業務などの実務経験があること

資格を持っていれば、当然資格手当などもつきますし、資格の内容によって基本給など給与のペーズアップが見込めます。 実務者研修を取得すると、どのくらいの給与になるのでしょうか。 フロンティアの介護の施設で給与例をみてみましょう。

高齢者人口が増える中、介護の資格を取得しておくのは、就職においても私生活でも何かと役に立つと思います。 取って損はない介護の資格。 まずは、初任者研修、実務者研修あたりを取得するのはいかがでしょうか。